こんにちは

革研究所 世田谷店です。

 

サムソナイト トート バッグのご紹介です。

経年で色がところどころ抜けまだらになってきたので

修理してほしいとのご依頼です。

 

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染料仕上げは革の質感は出ますが経年で色が抜けてしまい

ムラになったり変色することがあります。

 

このような場合修理は染め直しを行いますが

仕上げの方法が変わり上からの塗装になるので

元あった濃淡・ステッチ糸・コバの裁断面も

同色で色も均一になるため雰囲気が変わる仕上がり感を

事前にご説明してご了承をいただき進めました。

 

修理工程は

革のシボ（シワ）が深く凸と凹の落差があるので

表面のクリアーの塗装膜を研磨してならし

塗料の密着性を高めるよう下処理を行った後

・染料で下染め　ムラをなくす

・塗料で色を均一にする

・顔料で染め直し

・トップコートでツヤの調整　色止め

となります。

色は元の色が残っている底面に合わせています。

 

ムラ感はなくなり色も均一で深い紺色になり

きれいに仕上がりました。

 

革製品の修理　補修　染め直しなど

革のことならお気軽に

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