Harley Davidson ハーレーダビッドソン　レザーパンツ　ファスナー交換【革パンツ革衣類修理】

着用回数は少ないそうですが購入されて一年ほど経って

壊れてしまったそうです。そのため金属のエレメント（爪）を

ご自分でカットして目立たないようにしていたそうですが

やはり着るのに支障があるので交換してほしいとのご依頼でした。

日常着ではなくオートバイに乗るための防護服ということもあり

革に肉厚があり硬いものなのでファスナーの開け閉めで負荷がかかり

壊れてしまったようですがタイトな作りということも加わったと思います。

（ウエスト29インチでした）

洋服の修理店にお問合わせされたそうですが革のパンツの

ファスナー交換は対応していないところが多く断られたため

当方の修理ブログをご覧になってお問合わせをいたただきました。

ファスナー交換で使用するものはYKK製となります。

近い色の布地・同じ金属の種類のファスナーとなりますので

相違は少ないです。

交換は裏地を解体した後ファスナーの起点・終点部分の

ステッチを外して行います。

肉厚があるので厚いものを縫製できる特殊なミシンとなります。

ステッチの穴を追ってずれないように合わせて縫製していきますが

革が重なっていてふくらみがあるものは

ずれないように合わせるのが容易ではない作業となります。

一目ずつ追って行きましたので縫製もずれることなく

きれいに仕上げることができました。

ステッチ糸の始末も同様です。

お客様にも修理感が出ておらず思った以上でしたと

たいへん喜んでいただくことができました。

ご依頼をいただきありがとうございました。

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